辻常陸陶磁器-Tsuji Hitachi ceramics
辻精磁社に就て
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辻常陸辻精磁社窯元に就て辻家有田磁器に就て

禁裡御用窯元 宮内庁御用達
白磁発祥の地有田に於いて三百五十年の歴史と卓越した技術を持つ辻家は、百十二代霊元天皇(西暦一六六四年)の御代より代々皇室御料器の御用命を賜り、磁器御料器では我国最初の皇室御用窯元であります。

辻家秘伝 極真焼
極真焼とは文化八年(1811)に八代目当主喜平次により発明された辻家秘伝の製法であります。
製品と同質の磁土で匣鉢(さや)を作り、蓋との接触部分と内部全面に釉薬を十分に施して焼成することで匣鉢内を真空状態とします。
その結果、内外のガスの浸透・拡散を完全に遮断することで気品あふれる肌の光沢と深い呉須の発色の製品が得られます。しかしながら焼成後、鉄槌で匣鉢を粉砕して製品を取り出すという多くの手間の割には一回限りの製法でもあります。
当時、現代に比べ焼成技術が遅れている中で一層素晴らしい作品を皇室に献上するために、あらゆる技術を駆使して巧みに創り出された技法であり、永久保存の宮内庁資料にも記録されている幻の技法で、昭和60年(1985)に十四代辻常陸が復元に成功し見事に蘇らせた名品のひとつです。